うつ病かと思ったらADHDからくる気分変調症だった(治療記録1)
こんにちは。七海です。
今回は自分の病気について話したいと思います。
私がADHDだと診断されてから半年。心療内科に行った理由や今の治療状況、行ったことによるメリットについて話していけたらなと思います。
心療内科へ行くことになった理由
私が心療内科へかかったきっかけとなったのはADHDではありません。
正確に言うとADHDからくる二次障害で生活に支障が出たためです。
これが私の症状でした。これは高校生から悩まされていました。
自分の病気
気分変調症とは
気分変調症とはうつ病とよく似ていますが、違うところは以下に挙げた部分です。
症状が軽いわりには、薬物への反応性が悪いのが、この疾患の特徴で、8週間以上にわたり最大量の抗うつ薬を使用しても、まったく無効の場合もしばしばあります。
現在の治療
診断が下された2017年12月から治療が始まります。
私はADHDからきている気分変調症に悩まされているので、治療の方針はその原因のADHDの症状を和らげることが優先目的でした。
エビリファイは気力を湧かせる薬、
ロゼレムは軽い睡眠薬です。
去年の12月からストラテラを服用していましたが、不登校にいまいち改善が見られなかったためエビリファイを、昼夜逆転を治すためにロゼレムを出してもらいました。
今は調子のいい時は学校に行くようにしています。
診察して変わったこと
大きく変わったことが3つあります。
1.自分を責めることが少なくなった
今でも学校に行けなかったり、家事ができないと自分を責めてしまうことはありますが、「自分は障害なんだ」という事実があるだけで、落ち着きます。
2.自己否定が少なくなった
性格も外見も大嫌いで、心療内科へかかる前には、鏡で顔を見ては号泣し、大掛かりな整形までしようと心に決めていました。今も好きとは自信をもって言えませんが、上記の事実があるだけで自分のことを受け入れるようになった気がします。(ストラテラは考え方の視野を広げる効果があるので、薬のおかげもあるかもしれません)
3.家族が理解を示してくれるようになった
特に自分にとっては家族の理解が一番大きいです。理解してくれる人が身近にいるだけで、精神の安定は全く違います。
まとめ
この経験を通して私が思ったことは、「自分のことは自分でしか守れないな」ということです。病院へいこうと決意したのも、予約を取って実際に行ったのも自分。
自分が行動を起こさなければ、今も原因がわからない症状に悩まされていたと思います。精神状態もきっとあの時より悪化していたことでしょう。
私が「心療内科へ行くかも」と母に伝えたとき、母は「心の病気じゃないと思うけど、行きたいのなら好きにすれば」といった感じでした。
診断が下されてからは、その母が一番協力的になってくれてると思います。
それくらい人にとってプロの診断結果というのは大事なんだと思います。私だって性格のせいだと思っていましたから。
同じような境遇で悩んでいる方がこれを見て勇気を出すきっかけになれば幸いです。